このソフトは人を選ぶ。
元々アメリカのニーズに合わせられているソフトである為、合わない人にはとことん合わないし、素人が触るとヤケドする。
例えば…
大人の脳トレやどうぶつの森等で初めてゲームに触った人にはお勧めしない。
アクションの激しいゲームが出来ない人も止めておいた方が良い。
また、ゲームの中で対戦が占める割合が大きいので、Wi-Fi環境か対戦相手が居た方が良い。
…後は、ジャンルがSFとは言え銃撃戦がメインのゲームであるから
例えばスターウォーズのバトルシーンにも嫌悪感を覚えるようであれば買わないほうが良い。
逆に、楽しめる人はとことん楽しめるはず。
具体的には…
対戦相手が居るか、Wi-Fi環境を持っている人
メトロイドが好きな人(プライムシリーズの経験があるならなお良い)
FPSにハマったことのある人
Coolな洋モノのゲームが好きな人などなど…
アクションゲームにある程度慣れていて、対戦が可能であれば買って良いと思えるレベル。
一人用はオマケ。このソフトが真価を発揮するのは対戦が出来る場合である。
解りやすく例えるなら…スマッシュブラザーズ。
一応1Pモードはあるが、対戦モードをメインに作られているスマブラのように、このゲームもあくまで「対戦ツール」として捉えた方が良い。
#よってWi-Fi環境を推奨。対戦相手が居ないと侘しいです
ピンボールを別にすれば、シリーズ中最小ボリュームであり異色作品。
3Dである分もあってか初回プレイは10時間程度かかるが、従来の「パワーアップしていく」要素は少ない。
#「(プライムやフュージョンのように)サムスの武装を剥がすな」という声があったらしい…
比較的強敵であるハンターとの戦闘が頻繁に起こり、一方では探索要素もある。
探索中は回復アイテムもけっこう出る上に、ハンターとボス以外の敵はそれほど強くなく
扉さえ開くことが出来れば、基本的に一本道で迷うことは少ない。
また、スイッチをスキャンしたり撃ったりで扉を開いて進むなど、メトロイドと言うよりは3Dのゼルダをプレイするような雰囲気で、
謎さえ解ければさほど難しくないレベルになっている。
戦闘(ハンター、ガーディアン)になると突然、別の方向で難易度が高くなる。
オートロックオンが無い上に強制戦闘、脱出不可であるため、慣れるまでけっこう死ねる。
バトルモードの対人戦に比べればもちろんレベルはかなり低いが、今後のユーザー拡大のためにも、もう少しだけ、初心者にやさしい仕様にして欲しかった。(例えば弾を撃たない、動くだけの敵で戦闘のチュートリアルを行うなど…甘すぎ?)
と言っても★1のCOMより遥かに弱い。慣れれば楽勝
。ただ、戦闘のたびにドアをロックされるのは正直ウザい。
一度倒したハンターの時はロックせずに…例えば、フュージョンのSA-Xイベントのように逃げの選択肢も欲しかった。探索中に毎回相手をするのは面倒。
戦闘訓練、バトルモードの練習にはなる。
脱出はなんと言うか、説得力が無い。
爆発・消滅したり、強力な敵が後ろから迫るのならともかく「高度なセキュリティシステム」としか説明が無いのは頂けない。
むしろ最後の派手な爆発の前に脱出をしたかった。
ラスボスに関して言うなら、正直不満。
・攻撃方法をオリジナルの物にする(第一形態)
・攻撃パターンを増やす(第二形態) など出来たはず。
ワンパターンな武器乱射岩発射だけでは正直物足りない。
(…スイッチを全部起動するとボスが強化されるそうですが見てません。見てから追記します)
クリアタイムが細かく記録され、手軽にやり込めるのはうれしい。
本家プライムシリーズに比べて、シングルモードをまとめて表現するなら、
「本家マリオに対する、スマブラDXのアドベンチャー1面」と言えるだろうか。
いずれにせよ、マルチプレイの訓練くらいにはなる。
対戦でハンターを全員使えるようにするだけなら、シングルはクリアしなくて良いが、買ったのなら1度くらいは遊ぶべき。
普通に楽しい。やってみれば分かる。
リアルなFPSと違い、自キャラの体力がけっこうあるので出会い頭に早撃ち、瞬殺ということはなく、比較的初心者でも遊びやすい…はず。
また、スナイパーレーザーや手榴弾のような武器も一応あり、基本は押さえている。
過度なモーフィングには賛否両論あるが、適度に撃ち合いに織り交ぜると効果的な攻撃手段となりうる。また、それによってハンターが個性的になっているのも良い。
ゲームルールも多様で、さらにいくつかが「オクトリスを集める」というそもそも争いの発端となった行為を目的としているのは嬉しい。
…遊べば分かる。
#確か今のうちなら、店頭に体験版がある…らしい。
・バイザーの操作性
この一点に尽きる。具体的には、対象に接近した時にLを押し直さなければならない点や、残留思念がバイザーを変えないと見えなかったりする所。
特に後者は痛い。
プライム本家のチョウゾロアやルミナスログでは通常のバイザーでも見えており、
能動的にスキャンすることで、自分からストーリーの背景を紐解いた気分になれる
アクションゲームにしては素晴らしいシステムだと考えていたが、バイザーを変えないと見えないのでは、探すのが面倒。
残留思念に近づくと通常のバイザーでも可視化する、などして欲しかった。
いずれにせよマルチプレイには関係ない。
アクションゲームが出来て、 3D酔いをせず、対戦の方法があるなら
購入する価値はある。
PR