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えふにょにょ!

以前秋葉原の某店でジャケ買い同然に買った1本の同人ゲームがありまして。
やっぱり自分はシミュレーションに向いてるんじゃないかと思わされました。
タイトル名はえふにょにょ。所謂 シミュレーションゲームで、システムは…元ネタがあるそうだけどよく知らない……ので調べてみたらすっごい大手だったよ!
※このゲームは多分未クリアだけど全年齢向けです

システムは↑とほぼ同じでキャラクターがFFオールスターになって、総出でカオスの軍勢に挑むという内容。
四角いマスで構成されたフィールドの左に自陣の城(フィガロ)があり、こいつがなんと動く。フィガロなら仕方ないね。
で、これを押し立ててカオスの空間を攻略する訳だけど、城はpopしてくる敵に突撃されるとダメージを受けるので、そいつらを召喚したFFオールスターのユニットで駆逐しながら進む。もちろん進めば進むほど敵は強くなるけど、城を進軍させるかどうかは任意なので一定のレベルに留まって稼ぐのもOK。但しターンの終わりにカオスの瘴気でダメージを受け続ける(のに加え、回復手段が貧弱)ので、キャラはある程度戦ったら交代しないといけない。Wikipedia曰くこれは元ネタでの「メンバーの固定を避けるための制約」だとか。

元ゲームのシステムが完成度高いのもあるだろうけど、かなり質の高い作品だった。操作はマウス1つで事足りるので快適で、動作も軽くサクサク遊べる上に中毒性があるのでタチが悪い。気づくと2時間くらい経ってた事があった。
ゲームバランスも結構いい。EXPを集中させれば雑魚を一撃で葬れるキャラは作れるけど、出撃コストも上昇するから数人だけでは絶対に無双できないようになってるし、高難易度では敵がユニットを無視して城めがけてまっしぐらに来るので頭数を揃える方が重要になってくる。途中から「イミテーション」と言って味方をコピーした敵ユニットが出現するけど、最新パッチではこいつのレベルが「(現在の深度)もしくは(自陣の同キャラのレベル-1)の内高い方」になるので、下手すると敵に無双される事態もあり得るのだろうか。
同じような組み合わせの能力が多くて(戦闘面では)没個性的なユニットが多いのは残念だけど、台詞や立ち絵なんかはキャラ毎にほぼ全て用意されてて素晴らしいと思う。リディアやセシルなんかビフォーアフターで2人ずついるし。

ただ、このゲームでなにより秀逸なのはBGMだと思う。FFの原曲使うなんて事は当然出来ないから、大抵の作品のようにフリー音源かオリジナルだろうと思っていたら……
同サークルのDQやFFの麻雀ゲーム(R-18注意)等に使われたオリジナル曲のようです。幾つか何処かで聞いたようなフレーズがあった気がしますがオリジナル曲なら仕方ないですね!

いや、元ネタが分かる人にとっては曲だけで¥525の価値はあるんじゃないだろうか。その辺のアレンジCDよりはよっぽど手が込んでると思う。自分が分かったのはDragonMahjongg2-1、2-4、究極幻想麻雀の1、2、4、6、8、9辺り。不勉強でゴメンなさい。BGMなんてFFの1~6辺りしかまともに聞いたこと無いんです。

ところでミスラやガルカまで出てきたんですが、これでは銀髪レンゲルのエルヴァーンが召喚できるのは確定的に明らか
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